原稿作成の基本ルール
アナログ原稿の作り方と合わせて御覧ください。

絵柄などが仕上がりまでしかない場合、断裁のわずかなズレで絵柄のない白い部分が出てしまう恐れがあります。この誤差をカバーするために、外側に余裕を持たせて絵柄を描画するようにデータを作成する必要があります。
重要事項
- RGBで入稿された場合、CMYKに変換した際、大幅に色調が変化する可能性があります。詳しくはこちら
- Illustrator上に完成した画像を配置し、『トンボ作成作業のみ』のためにIllustratorを使用するのは御遠慮ください。
- 断裁時の誤差により仕上がりに若干のズレが起きることもあります。必ず塗り足しを作成してください。
- 仕上がり線を実線で描画しないでください。またセンタートンボは仕上がり内に線が入らないようにしてください。(出来上がった時仕上がりの周囲に線が出てしまいます。)
- 本文データには乱丁を防ぐため必ずノンブル(ページ番号)を仕上がり線より内側の印刷に出る場所に入れてください。ノンブルを目立たせたくない方はノド側(綴じ側)の仕上がりより内側に小さく入れてください。ノンブルが無い場合製本ミスを防ぐためこちらで入れさせていただくことがございます。またノンブルとファイル名は必ず一致させてください。
- 黒色の部分は4色の合計が350%以下になるよう作成してください(K100%に対しては、CMY各50%以下程度で)。4色とも100%に塗ると印刷時に乾きにくいため裏移りなどトラブルが発生しやすくなります。
- 天地のわかりにくい原稿は、備考欄に記入するなどの指示をお願いします。
- 本文データはできるだけ全ページ同じフォーマットでお願い致します。ページによって画像サイズやトンボ位置が違うと、作業に支障が出ることがあります。
- 通常データ入稿は、完全原稿として当社で開いたデータ通りに作業させていただきます。
- データ作成に自信が無いという方は〆切より前にご入稿ください。不備があった場合納期に間に合わなくなることがあります。
- 本文データは、グレースケールとモノクロ二階調も混在でも問題ございません。
アナログ原稿混在でもかまいません。そのままご入稿ください。 - 印刷の無い白紙ページがある場合はご入稿時にその旨をご連絡ください。
また、効果としてわざと切れるような位置にあるセリフや文字がある場合も同じく、お知らせください。 - 不要なデータは、入れないでください。トラブルの元になります。クリップスタジオなどで書き出しを行った際に、不要なデータを一緒に圧縮されるお客様がおられますがトラブルの原因となりますのでいらないデータは削除を行っていただきまして、必要なデータのみでご入稿をお願いします。(例:モノクロ本文が03.psd始まりなのに、01.psd・02.psdといらないデータをフォルダに入れているなど)
本文ファイル名 | ページのファイル名は総ページが2桁なら03,04,09,10,11・・。 |
---|---|
Windows及びMacOSX をご使用の場合 |
文字化けを避けるためにファイル名は半角16字以内で作成してください。 ※半角英数のみ。拡張子込み。(例)hyoushi.psd |
背幅表
総ページによって、背幅が変動いたしますので背幅に合った原稿用紙で作成を行ってください。
![]() |
28 | 32 | 36 | 40 | 44 | 48 | 52 | 56 | 60 | 64 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
白上質70kg | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 |
白上質90kg | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 |
コミック紙 or 白上質110kg |
2 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 |

※仕様とページ数によっては、実測値に対して数mm単位の誤差が出ます。また、印刷・製本工程によって多少のズレは生じます。
実際に束見本を弊社が製作し、より信憑性の高い実測値を紹介しております。そちらも併せて参考にしていただき、原稿作成に取り掛かっていただければ幸いです。
中とじ(ホッチキス製本)の場合は、背表紙は必要ありません
中とじを希望されておられるお客様で、背表紙を作成されている方が稀におられます。タイトルなど文字が切れる効果の場合は分かるように注文書の備考欄などにお書きください。中とじで厚みのあるページ数の場合は、多めに塗り足しを作成してください。(5mm以上)
規格サイズ
原稿用紙のダウンロードはこちらから